当社は、家族葬を中心とする『市民葬祭ホール』を
3つの拠点(駿河区中島、清水区八千代町、葵区新伝馬)で運営しております。
1人の担当者が受注から葬儀施行まで受け持ち、喪主様施主様等ご遺族様の意向をお聞きしながら、故人様らしいと会葬者の皆様に思っていただける葬儀施行を心がけております。
当社が掲げた、3つの葬儀事業に対する考えは以下となります。
静岡こころの会では、遺族の想いをカタチにする「自由葬」を基本としています。
「自由葬」というのは、例えばゴルフが好きでゴルフショップを営んでいた故人には、
それをモチーフとして、葬儀のどこかに組込むというように、故人や遺族の希望に沿ったオリジナルの葬儀のことを示します。
形どおりの葬儀をするのではなく、遺族の心に故人の思い出として残るような具体的な演出を心がけています。例えば花ひとつとっても、故人に合っているかどうかで受ける印象は違ってきます。またDVDや音楽、ナレーションをきっかけに故人との思い出が蘇ってくる場合もあるでしょう。そのような「思い出を蘇らせる演出」を重要視しているのです。
遺族が、故人への感謝の気持ちをどのように表すのかということ、
それを提案し、カタチにするのが当社のスタッフに求められていることだと思います。
つまり故人に最後に何をして差し上げたいのかが明確であれば、遺族と当社で工夫してそれをカタチにすることができるはずです。そのような工夫がある葬儀こそが自由葬なのです。
ただ自由だからといって何でもできるというものではありません。
「葬儀費用を抑えるためだけに簡単に済ませたい」という葬儀では会葬者に伝わるもの
がないと思います。当社の「自由葬」というのは、事前にこうしたいという考えがあって
できるものであり、特別な考えやこだわりが無いのであれば、無理にオリジナルに
こだわることなく「儀式に任せて儀礼的に送る」ことをお勧めします。
一般的に、葬儀費用において大きな割合を占める「祭壇料」を静岡こころの会では
無料にしています。これは「祭壇によって葬儀費用が決まるわけではない」という
考えの下、創業当初から「祭壇料」という概念そのものを無くして料金設定している
ためです。
祭壇は無料ですので、例えば祭壇花をどれくらいの予算で、どのようにしたいか
というのは遺族の希望しだい。セットでお勧めするのではなく、遺族が故人に対し
何をどのようにしたいのかを聞いて当社から提案していきます。
当社のホールを使用して通夜式、翌日の出棺であればホールの使用料も無料
としています。通常ですとホールを使用すれば使用料がかかるのですが、静岡エリア
では、出棺後に葬儀式を行う形が主流のため、自宅での通夜式でもホールでの
通夜式でも会員の負担が変わらないようにという配慮のためです。
また当社ではホールを維持するための諸経費を「会場関係費」という形で設定し
利用者への等分負担をお願いしております。よって利用者が増えれば増えるほど
「会場関係費」は下がっていくという仕組みをとっております。
例えば2011年にオープンした「市民葬祭ホール新伝馬」の会場関係費は2013年
現在12万円となりますが、利用される方が増えてくれば1件当たりに掛かる費用は
下がってくる仕組みとなります。「市民葬祭ホールしみず」の会場関係費は、おか
げさまで利用者数の伸長により、現在では10万円以下の設定とさせていただいております。